○○の××、誰々の何々、といった言葉のまとめ
自然科学
メビウスの帯
- 「帯の片端を一回ひねり、他方の端に張り合わせた形状の図形」
数学。裏と表がなく、真ん中を半分に切ると二倍の大きさの帯ができるなど、不思議な性質がある。メビウスの輪ともいう。
アウグスト・メビウス(August Möbius, 1790~1868, 独, 数学者)による。
シュレーディンガーの猫
量子力学において、粒子の位置や状態は観測されるまで特定できない。例えば、「光は粒子であり、波である」というようなもので、このことをコペンハーゲン解釈という。
これについて、以下のような思考実験をシュレーディンガーの猫という。
「箱の中に猫と50%の確率で放射線を出す物質を入れる。放射線を感知すると猫が死ぬ仕掛けにすると、箱を開けて結果を観測するまで猫の生死は決定できない。」。
しばしば「猫が生きている状態と死んでいる状態が重なっている」と解釈される。シュレーディンガーは、以上のような状態はおかしいとして、コペンハーゲン解釈の矛盾点を指摘した。
ラプラスの悪魔
- 「ある瞬間の全ての原子の位置と運動を知る存在(=悪魔)がいれば、それは未来を予測することができる。」という思考実験。
物理学。ニュートン力学では、現在の物体の位置と運動から未来の位置と運動を予測することができるため、「全ての出来事は過去の出来事によって決定済みである」という決定論のもとになった。
しかし、確率的要素が関わる量子力学の登場により、存在不可能とされるようになった。
ピエール=シモン・ラプラス(Pierre-Simon Laplace, 1749~1823, 仏, 数学者・物理学者)が提唱。
マクスウェルの悪魔
- 「ある瞬間の気体分子の運動を観察できる存在(=悪魔)がいれば、エントロピーの減少が可能である。」という思考実験。
物理学。物理学者マクスウェルが提唱。熱力学第二法則「エントロピーは常に増大する」と矛盾する。
しかし、2010年、中央大と東大の共同研究チームにより、「“悪魔”が分子を観察したその情報を消去するときにエントロピーが増大する。」(ランダウアーの原理)が証明され、矛盾が解消された。
James Clerk Maxwell, 1831~1879, スコットランド, 理論物理学者
マクスウェルの方程式によって電磁気現象を物理学的に記述した。ここから光が電磁波であることなども導かれる。また、初めてカラー写真による撮影を行ったことでも知られる。
マクデブルクの半球実験
- 「半球を合わせて中の空気を抜き、左右に引っ張る実験。」
物理学。半球の中は真空になるため、大気圧によって引き離されない。ここから、大気圧、および空気に質量があることを実証できる。実験を行ったオットー・フォン・ゲーリケ(Otto von Guericke, 1602~1686, 独, 物理学者)が市長を務めていたマグデブルグ(Magdeburg, 独)に由来する。
セント・エルモの火
- 「悪天候時に船のマストの先端が発光する現象。」
航空機の機体などでも起こる。静電気のコロナ放電によると考えられている。
キリスト教の聖人Saint-Erasmusに由来する。船乗り、および腸の病気に関する守護聖人。
アリストテレスの提灯
「ウニの口にある、食べ物をかみ砕く器官」
アリストテレス(Aristoteles, 384B.C.~322B.C., 古代ギリシャ, 哲学者)が「提灯に似ている。」と記したことに由来する。
ちなみに、ウニを含む棘皮動物の構造は五角形が基本であり、アリストテレスの提灯には歯が5本ある。
事象の地平面
- 「強い重力のため、光や電磁波などのあらゆる情報が脱出できない領域の表面。」
事象の地平線、シュヴァルツシルト面ともいう。また、その半径をシュヴァルツシルト半径といい、元の星の半径より大きくなったものがブラックホールである。地球のシュヴァルツシルト半径は9mmといわれる。
カッシーニの間隙
- 「土星の環にある隙間。」
カッシーニの空隙とも。A環とB環を隔てる。
Giovanni Cassini, 1625~1712, 伊→仏, 天文学者
土星の衛星イアペトゥス、レア、ディオネ、テティスを発見し、NASAの土星探査機の名前の由来になっている。
ハノイの塔
3本の杭と中央に穴の開いた円盤でからなるパズル。「初めに左の杭にすべての円盤が小さいものが上になるように積み重ねられている。そこから、円盤を一回に一枚ずつ、移動させて右の杭に移すが、小さい円盤の上に大きな円盤を載せてはいけない」というルール。枚の円盤をすべて移動させるには、最低回の手数が必要である(メルセンヌ数)。
考案者のリュカにちなんで、「ルーカスの塔」とも呼ばれる。
ケーニヒスベルクの7つの橋
- 「ケーニヒスベルクの町にかかる7つの橋を、二回通らずにすべて渡ることができるか」という一筆書きの問題。
オイラーは点と線からなるグラフを用いて、一筆書きが不可能ということを導いた。ここから、グラフのすべての辺を一回ずつ通る道をオイラー路という。
コリオリの力
- 「回転体の上を運動する物体にはたらく慣性力。」
物理学。地球を回転体とみなしたとき、台風や海流、砲弾・ミサイルの進路に影響を及ぼす。
ガスパール=ギュスターヴ・コリオリ(Gaspard-Gustave Coriolis, 1792~1843, 仏, 物理学者・数学者)。
フーコーの振り子
- 「地球の自転を示す演示実験」
自転運動をする物体上で長周期の振り子を振動させると、振動面が少しづつ回転する。それを利用して、レオン・フーコー(Leon Foucault, 1819~1868, 仏, 物理学者)が1851年にパリのパンテオンで地球の自転を観測した。
ロッシュの限界
- 「惑星や衛星が破壊されずに主星に近づける限界距離。」
ロッシュの限界の内側では惑星や衛星は主星の潮汐力によって破壊される。
エドゥアール・ロシュ(Edouard Albert Roche, 1820~1883, 仏, 天体物理学者)による。
リチャードソンの夢
- 「64000人をホールに集めて一斉に計算すれば、大気の状態を予測することは可能である。」という予想。
現代ではコンピュータの発達により、気象予測が可能になったことに対する予言ともいわれる。
ルイス・リチャードソン(Lewis Fry Richardson, 1881~1953, 英, 数学者・気象学者)。フラクタルの研究なども行った。
パブロフの犬
- 「イヌを用いた条件反射の研究。」
条件反射とは、後天的に獲得した反射行動のこと。獲得する過程を古典的動機付けという。
Ivan Petrovich Pavlov, 1849~1936, 露, 生理学者
イヌに音を聞かせながらえさを与えると、その音を聞いただけで唾液を出すようになる、という実験を行った。
オランダの涙
- 「溶けたガラスを冷水に落としてできる雫状のガラス。」
オタマジャクシのような形になっている頭部はハンマーの打撃に耐えられるが、尾部をたたくと一瞬で爆発的に砕け散る。英語ではPrince Rupert's dropという。Prince Rupertとはカンバーランド公ルパート(1619~1682, 英)のこと。清教徒革命で王党派を率いた人物。
ペレーの涙・ペレーの毛
- ペレーの涙
「火山爆発の時にマグマの小さな塊が固まったガラス質の粒のこと。」
- ペレーの毛
「火山爆発の時に吹き飛ばされたマグマ空中で固まり毛状になったもの。」
ペレーとはハワイ神話における火山の女神。
オールトの雲
- 「太陽系の外側を球状に取り巻く天体群。」
天文学。半径は約10万AUとされる。彗星の起源となる場所とされる。
ヤン・オールト(Jan Oort, 1900~1992, 蘭, 天文学者・天体物理学者)が提唱。
ディラックの海
- 「真空状態は、負のエネルギーをもつ電子に満たされている状態であるというモデル。」
素粒子物理学。その“海”にエネルギーが加わり電子が飛び出すと、あたかも真空中から電子が飛び出したように見える。もともと電子があった場所には、電子の反粒子の陽電子が存在する。しかし、場の量子論の発展により、この考え方は廃れていくことになる。
トムソンのランプ
スイッチの付いたランプがあるとする。スイッチをONにして明かりをつけ、1秒後にOFFにして明かりを消す。1/2秒後に明かりをつけ、1/4秒後に明かりを消し、1/8秒後につけ、1/16秒後に消し・・・と繰り返すと、2秒後には明かりが点灯も消灯もしていない、というパラドックス。グランディ級数も参照。
故事成語
コロンブスの卵
「誰でも西へ行けばアメリカ大陸を発見できる。」と言われたコロンブスは、卵を立ててみるように言った。相手が諦めるとコロンブスは卵の先端を潰して立たせた。
そこから、「だれでもできそうなことを最初に行うのは難しい」ということを指す。
Christopher Columbus, 1451~1506, 伊, 航海者・コンキスタドール
西回り航路を構想し、スペイン王室の支援を受けて航海して、サン・サルバドル島にたどり着いた。
新大陸を発見した業績は大きいが、原住民の虐殺など、コンキスタドール(征服者)としての悪行も知られる。
ダモクレスの剣
故事成語。「古代ギリシャのシラクサの僭主、ディオニュシオス2世(397B.C.~343B.C.)の臣下だったダモクレスは、僭主の地位を羨んだ。あるとき、デュオニュシオス2世はダモクレスに、いつも座っている玉座に座るように勧めた。そこに座ったダモクレスがふと見上げると、天井から毛一本で吊るされた剣があり、ダモクレスはすぐに逃げ出した。」
この故事から、「支配者の栄華を極める生活のなかにも死の危険が迫っていること」をいう。ケネディ米大統領が引用したことでも知られる。
ゴルディアスの結び目
故事成語。「予言によって王となった農民のゴルディアスは、荷車を柱に結び付けて、『この結び目を解くものがアジアの王となる。』と予言したが、誰も解くことができなかった。数百年後、マケドニアのアレクサンドロス大王は、剣でその結び目を一刀両断にした。その後、大王は予言通りアジアの王となった。」この伝承から、「手に負えない難題を大胆な方法で解決すること」をいう。
ここでは“アジア”はアナトリア半島からインダス川までの領域を指す。
カノッサの屈辱
叙任権闘争の一環。神聖ローマ皇帝ハインリヒ4世(Heinrich IV, 1050~1106)が領内の司教を任命したため、ローマ教皇グレゴリウス7世(Gregorius VII, 1020~1085)が破門と皇帝権剥奪をほのめかした。そこでドイツの諸侯たちがハインリヒ4世に反乱したため、自ら教皇に謝罪することとなった。カノッサ城主トスカーナ女伯マティルダ(Matilde di Canossa, 1060~1115)にとりなしを頼み、雪の中3日間素足で立ち尽くしたことでやっと破門を解かれた。
その後、ハインリヒ4世は再び司教を叙任しグレゴリウス7世に破門されるも、今度はグレゴリウス7世を追放した。しかし1095年、教皇ウルバヌス2世(Urbanus II, 1042~1099)はクレルモン公会議(宗教会議)で俗人の叙任権を否定するとともに、十字軍を提唱し、教皇の権威回復を図った。そののち、1122年のヴォルムス協約で叙任権闘争は終わりを告げる。
エルベの誓い
第二次世界大戦末期の1945年4月25日、連合国のアメリカ軍とソ連赤軍がドイツ・エルベ川沿岸で出会い、平和を誓った。しかし、その後アメリカとソ連の関係は悪化し、冷戦へと突入することになる。
哲学・論理学
ヘンペルの烏
命題「すべての烏は黒い」は、その対偶「すべての黒くないものは烏でない」と同値なので、それを証明すればよい。すなわち、「烏を一羽も調べることなく『すべての烏は黒い』ということを証明できる。」ということ。
部屋の中にある黒くないものを観察するだけで、(烏を調べなくても)烏が黒いということの確度を上げられる。
カール・ヘンペル(Carl Hempel, 1905~1997, 独, 哲学者)による。
悪魔の証明
消極的事実の証明、すなわち「『ない』ことの証明」が現実的に困難であるということ。
「ない」ことの証明は、例えば「白い烏はいない」ということを証明するためには、全ての烏を調べて白でないことを調べなければならず、実例を挙げるだけで済む「ある」ことの証明よりも難しい。
オッカムの剃刀
「ある事柄を説明するとき、必要以上に多くのことを仮定すべきでない。」とする原理。
「思考節約の原理」ともいう。
オッカムのウィリアム(William of Ockham, 1285~1347, 英→独, 神学者)による。
ハンロンの剃刀
「無能で説明されることに悪意を見出すべきでない。」とする原理。
すなわち、「人為的事故が起こった時は、故意ではなく過失だと考えるべきである」ということ。
カルネアデスの板
哲学。「船が難破し命からがら板切れにすがりついた男のもとに、もう一人板につかまろうとする男が現れた。はじめの男は、板切れが沈まないように後から来た男を突き飛ばして水死させてしまったが、罪に問われなかった。」という寓話。
現代の法律における、「緊急避難」(現在の危難を避けるために止むを得ずにした行為は罪に問われない。刑法第37条)の例である。
カルネアデス(Karneades, 214B.C.~129B.C., ギリシャ)が提唱した。
ビュリダンのロバ
- 「同じ量、質、距離の干し草の塊のあいだに置かれたロバは、双方への等しい欲求により、どちらも選べずに餓死する。」という寓話。
ここから、意思決定には自由意志が必要であると主張される。ジャン・ビュリダン(Jean Buridan, 1295~1358, 仏, 哲学者。)
燻製ニシンの虚偽
- 「重要な事柄から読み手(聴き手)の注意をそらす技法」
詭弁。意図的な論点すり替えの手法。英語ではRed Herring。猟犬がニシンのにおいに気を取られ本来の獲物を忘れるという話が基になっている。
神話
テセウスの船
「ギリシャ神話の人物テセウスの船は長年保存されていたが、朽ちた部分は新しい木材に替えられていった。すべての部分が置き換わったとき、その船がもとと同じものと言えるのか?」というパラドックス。同様の問題に、「刃の部分と柄を交換した古い斧」や「同じ川に2度入ることはできない」、「ジョン・ロックの靴下の話」などがある。
アリアドネの糸
「テセウス(前述)は、怪物ミノタウロスの生贄として迷宮に送られた。テセウスの恋人アリアドネは職人ダイダロスの助言を受け、テセウスに糸玉を持たせた。テセウスはミノタウロスを退治した後、糸玉を伝って迷宮から脱出できた。」という伝説に由来して、「非常に困難な状況から抜け出すための道しるべ」のことをいう。
イカロスの翼
「父のダイダロス(前述)とともにミノタウロスの迷宮に送られたイカロスは、鳥の羽を蝋で固めて翼を作り飛んで脱出したが、自らを過信して太陽に向かっていったため蝋が溶けて墜落死した。」という伝説に由来して、「人間が自らの技術を過信しすぎると破滅する」ということをあらわす。
プロクルステスの寝台
「古代ギリシャの強盗プロクルステスは、捕らえた旅人を寝台に乗せ、体が寝台からはみ出たらその分を切り落とし、寝台の長さに足りなかったらその分体を叩き伸ばすという拷問にかけた。しかし、テセウス(上述)によって退治された。」というギリシャ神話の伝説に由来する。
転じて、「ある基準に無理やり当てはめること」を指す。
プロメテウスの火
「ゼウスが人間と神々を区別しようとしたとき、プロメテウスがその役を受けた。プロメテウスは人間が有利になるようにしたので、ゼウスは怒って人間から火を取り上げた。プロメテウスは火を失って苦しむ人間を憐れみ、オオウイキョウの茎に火をつけて人類に与えた。ゼウスはそれに怒り、プロメテウスを山に磔にし、内臓を大鷲についばまれるという拷問を受けた。」というギリシャ神話の伝説に由来する。
転じて、人間の手に余る技術、特に原子力のことを指す。
パンドラの箱
「プロメテウスのこと(前述)で怒ったゼウスは、人類に災いをもたらすために、初の女性であるパンドラをつくらせた。パンドラはプロメテウスの弟エピメテウスの妻となったが、神々から『開けてはならない』と渡された壺を、好奇心に負けて開けてしまう。するとそこからあらゆる災いが飛び出して世界中に広がったが、最後にエルピス(希望)が残った。」というギリシャ神話の伝説に由来する。
転じて、「パンドラの箱を開ける」という形で、「災いを招くきっかけを作る」ということを指す。
ちなみに、ほかのウイルスと比べて巨大であるパンドラウイルスは、生物界の常識を覆し混乱させたのでその名がつけられた。
ヤコブの梯子
- 「雲の切れ間から太陽光が漏れ、光線が地上に放射状に降り注ぐ現象。」
正式には薄明光線という。別名は天使の梯子、レンブラント光線。チンダル現象の一種である。
「旧約聖書 創世記」において、ヤコブが、雲の切れ間から差す地上と天国を繋ぐ梯子を天使が昇降するのを夢に見たことに由来する。
ソロモンの指環
- 「神がイスラエル王ソロモンに贈った天使や悪魔を使役できる指輪。」
真鍮と鉄からできている。また、身に着けると動物の話を理解できるといわれる。聖書の偽典である「ソロモンの遺訓」にのみ記される。
転じて、コンラート・ローレンツ(Konrad Lorenz, 1903~1989, 独, 動物学者)は、動物行動学を解説した自らの著作に「ソロモンの指環」と題をつけた。
ガブリエルのラッパ
- 「有限の体積と無限の表面積をもつ空間図形」
ガブリエルのホルンとも。
の漸近線をx軸を軸に回転させた図形。
ガブリエルは聖書に登場する大天使で、マリアへ受胎告知を行ったことで知られる。最後の審判のとき、ラッパを吹きならして死者を蘇らせるという。
その他
天使の取り分
- 「ワインやウイスキーなどの熟成時に減った量」
天使の分け前とも。水分やアルコールなどが毎年数%ずつ蒸散し、樽からしみ出ていくが、芳醇な香りを残すためこう呼ばれる。一方、樽にしみ込んで取り出せなくなった分を悪魔の取り分という。
チェーホフの銃
- 「ストーリーに持ち込まれたものは、すべて後の展開で使われなければならない。」
文学・修辞上のテクニック。アントン・チェーホフ(Anton Chekhov, 1860~1904, 露, 劇作家・小説家)の言葉、「誰も発砲することを考えないのであれば、弾を装填したライフルを舞台上においてはいけない。」に由来する。伏線のテクニックとして、またはストーリーに無用なものを出してはいけない、というように解釈される。
チェーホフの代表作に「桜の園」「かもめ」などがある。
プロビデンスの目
- 「キリスト教の三位一体を表す、三角形に目のついた紋章。」
providenceとは、摂理(神の人間に対する配慮)の意味。目は神の全能の目を意味する。ドル紙幣やアメリカ合衆国国章の裏面、フランス人権宣言の版画などにみられる。しばしば陰謀論ではフリーメイソン、果ては悪魔主義と結びつけられる。
ジョハリの窓
- 「『自分から見た自分』と『他人から見た自分』の違いから自己分析をするための心理学モデル。」
考案者である、ジョゼフ・ルフト(Joseph Luft)とハリー・インガム(Harry Ingham)の名前を合わせて命名された。
エビングハウスの忘却曲線
- 「中長期記憶の忘却度合いを表す曲線」
一度記憶したことをもう一度覚えるのに、1時間後には44%、1日後には26%、1か月後には21%の時間を節約できる。
ヘルマン・エビングハウス(Hermann Ebbinghaus, 1850~1909, 独, 心理学者)による。