○○指数、および経済の指数(GDPなど)の一覧。
目次
経済:○○指数
景気動向指数
CPI(Consumer Price Index)とも。
コンポジット・インデックス(Composite Index, CI)は景気の変化の大きさを示す。
ディフュージョン・インデックス(Diffusion Index, DI)は景気の変化の方向性を示す。
また、それぞれに先行指数(景気変動の予測に用いる)、一致指数(景気の現状把握に用いる)、遅行指数(景気の事後確認に用いる)がある。
ラスパイレス指数
- 「国家公務員の給与水準を100とした場合の地方公務員の給与水準を表す指数。」
本来は、財の数量などが基準年と比べてどれくらい変動したかを示す指数全般のことを指す。エティエンヌ・ラスパイレス(Etienne Laspeyres, 1834~1913, 独, 統計学者・経済学者)による。
エンゲル係数
- 「1世帯ごとの家計の消費支出に占める飲食費の割合」
一般に、エンゲル係数の値が高いほど生活水準が高い傾向にある。このことをエンゲルの法則という。
エルンスト・エンゲル(Ernst Engel, 1821~1896, 独, 統計学者)による。
悲惨指数
- 「失業率と消費者物価指数の上昇率を足し合わせて算出する、国民の経済的な悲惨さを表す指数。」
ミザリー指数とも。
アーサー・オークン(Arthur Okun, 1928~1980, 米, 経済学者)に由来。
「実質GDP成長率が上昇すると失業率が低下する」という法則のことを、彼にちなんでオークンの法則という。
経済:イニシャリズム
GNP
- 国民総生産:Gross National Product
値はGNIに等しい。
NNP
- 国民純生産:Nat National Product
グリーンGDP
EDP(環境調整済国内純生産:Eco Domestic Product)とも。
GNH
国民総幸福量:Gross National Happiness
精神的な豊かさを値として算出し比較するために、1972年当時のブータン国王ジグミ・シンゲ・ワンチュクが提唱した。
知能指数
IQ:Intelligence Quotient
本来の定義はだが、
現在は平均100点、標準偏差15になるように作られた知能テストを用いて算出するDIQ(偏差知能指数)が用いられる。
ウィリアム・シュテルン(William Stern, 1871~1938, 独, 心理学者)が提唱。
知能検査にはウェスクラー式や田中ビネー式などがある。
また、20世紀初めから21世紀にかけて全人類のIQが年々上昇していた(フリン効果)。
カウプ指数/ローレル指数/BMI
- 「人の肥満度を表す指数」
カウプ指数は生後3か月から5歳ごろまでの幼児に用いる。
ローレル指数は小学生~中学生ぐらいの児童に用いる。
BMI(Body Mass Index)は、高校生以上の成人に用いる。
BMIが22となる値を適正体重という。
ブリンクマン指数
「喫煙による人体への影響を予測する指数。」
この値が400を超えると、がんを発症するリスクが高くなるとされる。
不快指数
「蒸し暑さによる不快度を示す指数。」